楽園をつくった男 [旅行]
先日1冊の本が届いた。
タイトルは「楽園をつくった男 沖縄・由布島に生きて」だった。
以前ひらふの職場で一緒に働いていた女の子からだ。
後日お礼に言ったら、すごく気に入った本なのでぜひ私にも読んで欲しいと思い送ってくれたそうだ。
早速読んだ。
私も開拓の真似事みたいなことをしているが、世の中には信念を持って何かをやり遂げている人が多いとつくづく感心する。
こんな信念が私にもあればと思うが、やはり真似事程度が関の山だ。
ところで由布島には4年前くらいに行ったことがある。
北海道で初めての冬を過ごした3月だった。
まだ除雪機もなく、毎日1日中人力で除雪していて、さすがに疲れ果てて南の島に逃げた。
とりあえず沖縄本島に行き、後は気の向くまま周辺の島々を渡り歩いた。
そのとき西表島に行き、たまたま通りかかったところに昔CMで流れていた風景があり、そこが由布島だった。
由布島は潮が引いた時、西表島から牛車で渡ることができる。
もちろん観光用のだが。
牛車の乗れる時間は終わりかけていたのだが、1頭かわいい牛がいたのでじっと見ていたら、横にいたおじさんが乗ってもいいよと言ってくれた。
ところが牛にとっては迷惑だった見たいで、行く途中ではだらだら歩きながらもーもーと文句をたれ、帰りはかなりのスピードで急ぎ足だ。
牛車ののんびりとした情緒もない。
おじさんに聞くと、この牛はまだ新前の研修中の牛だそうで、今日の仕事は終わりだと思っていたのに私らが乗ったものだから、文句を言っていたそうである。
で、帰りはとにかく早く帰って休みたかったみたいで急ぎ足だったらしいが、本当かどうか?
でも、乗っているときはおじさんがサンシンを引いてくれたり、由布島についてからも島を散策する時間待っていてくれたりと、とても嬉しかった。
本当に楽園のような島だったが、この本に書いてあるような歴史があるとはその時はぜんぜん思いもよらなかった。
この本を読んで、もう一度この島を見てみたいと思った。
今度行った時は、また違った島の一面が見えるかもしれない。
(私にすり寄ってきたたことが、この水牛の不運だった)
(文句を言いながら島に向かって牛車を引いている後姿)
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